ヤマト運輸のクロネコDM便が2024年2月1日より日本郵便ゆうメールを活用した新サービス「クロネコゆうメール(仮称)」へ移行。
従来通りヤマト運輸が窓口になり仕分け後各都道府県引受拠点郵便局まで持ち込む。その後日本郵便配送網で配達されます。
ネコポスは2023年10月より順次日本郵便が取り扱う「ゆうパケット」を活用した新サービス「クロネコゆうパケット(仮称)」へ移行し2025年3月末を目途に全国で移行完了する。
2023年6月19日ヤマト運輸と日本郵便が共同で出したニュースリリースはこちらになります。
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2023/newsrelease_20230619_1.html
今のところ正式な情報はこちらだけになります。
弊社でも取扱量1位、2位のクロネコDM便とゆうメール大口割引がどう変わっていくのか、ヤマト運輸の現場の方や同業者からの情報をもとに推測したいと思います。
料金はどうなる?
まず気になるのは料金です。
クロネコDM便が1㎏まで定額なのに対してゆうメールは重さにより料金が変わります。
100g内ですとほぼ変わりませんが100gを超えるとゆうメールの方が高くなります。
ただ、ゆうメールは配達地域区分郵便局へ持ち込むと割引があります。
既存のゆうメール大口割引が今年の4月は料金据え置きだったため来年4月は値上げの公算が高いと思われます。こちらとのすり合わせもあるでしょうから双方がどのような単価設定になるか予断を許しません。
どちらにしても大幅な値上げになる可能性があります。年始にDM発送の予定がある方は1月31日までの発送をお勧めします。
追跡はできるのか?
次に気になるのが追跡ができるかの問題です。
現在クロネコDM便は個別の追跡番号バーコードを付加しホームページ上で追跡が可能です。
ゆうメールはこちらのシステムがありませんのでこのバーコードも無くなると思っていましたがヤマトさんが引き受けする時点でバーコード管理をするようです。ヤマト運輸のホームページでそこまでは確認できるのでちょっと安心です。転居先不明で戻ってきた分に関しましてもバーコード管理をする可能性が高いようです。
ただ、バーコードシールでの運用が無くなります。今後宛名印字の際にバーコードを一緒に印字する形式だけになり、お客様から宛名シール支給でのご対応ができなくなります。ご注意下さい。
差出人表記が必要になる?
次に差出人表記の問題です。
ゆうメール大口割引では局印マーク「ゆうメール」差出人(返還先)の表記が必要になります。
クロネコゆうメールにもこれらの表記が必要になってくる可能性があります。
ただ、現在のクロネコDM便でも一部の地域で配達を日本郵便に委託されています。
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/info/info_201006_01.html
1道9県の地域で今の形で運用されているのでクロネコゆうメールで全国展開されても局印マーク「ゆうメール」差出人(返還先)の表記は必要ないと思っています。(願望です)
今のところ推測での情報になりますが新たな情報が入ってきましたら随時更新していきます。
ゆうメール大口割引は毎年4月に価格改定があり2024年3月末までは料金変わりません。それに対しクロネコゆうメールは2024年2月からのサービスになるため2か月のタイムラグがあります。現行のクロネコDM便に比べ5円以上高い価格設定で2月から始まるとするとゆうメール大口割引へ移行するお客様が増えると思われます。
しばらくはクロネコゆうメールと既存のゆうメール大口割引の単価設定や使い勝手を見極めてそれぞれのお客様の状況にあったサービスをご提供していきます。
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