令和6年10月1日よりハガキ63円から85円、定形郵便25g84円から110円。
定形外角2封筒100gまで140円が180円と大幅に値上げになりました。
対応策として送料を下げるための方策を5つご案内させていただきます。
1.ゆうメール大口割引を利用して送料削減
郵便局と特約運賃契約を結び郵便番号区分し拠店郵便局へ持ち込むことで郵便料金を下げられます。今回10月1日の郵便料金値上げにはこちらの「ゆうメール」が対象外となったため普通郵便に比べますとだいぶ安く送れます。100通からの取り扱いですが拠点郵便局まで持ち込む費用がかかるため300通超えるくらいからお得になります。
ただし信書郵便は送れません。今年の2月にヤマト運輸のクロネコDM便が廃止なった影響もあり信書の基準が非常に厳しくなっています。弊社のお客様でも信書に該当しないように苦労している方が多くいます。弊社ではPDFでの詳しい資料「信書に該当しないDM作成方法」をご用意しております。問い合わせフォームより「信書資料希望」と記載し送信ください。
前もって信書郵便にならないかの確認が必要になります。印刷データをご手配いただけますと弊社にて窓口へ確認することができます。
送料は値上げ後の定形外郵便100g内180円に比べると半額くらいで送れるため一番人気になっています。
例えばA4用透明封筒へ封入物1点、100g以内で1,000通送る場合
基本料、局出し手数料22,000円+1,000通×1通101円=123,000円(税込)になります。
透明封筒代、宛名シール作成、貼、封入代込、用意いただくのは送付先データ内容物のチラシだけです。
2.広告郵便割引を利用して送料削減
内容が広告の場合バーコード付宛名印字、郵便番号区分をすることで郵便料金の割引を受けられます。定形郵便2000通からの取り扱いで15%以上の割引になります。こちら普通郵便なので内容が信書に該当する場合でも使用可能です。
例えば定形郵便、内容物1点50g内で2,000通送る場合
基本料、局出し手数料22,000円+2000通×1通106.7円=235,400円です。
※1通106.7円の内訳はバーコード付宛名印字、封入、区分代13.2円+郵便料金110円の15%引で93.5円です。
請求書や明細書など広告郵便に該当しない場合は区分割引8%で101.2円(定形郵便50g内)になります。
3.郵便区内等区別を利用して送料削減
定形郵便で郵便番号の頭3桁が同じ宛先で1000通以上を出す場合、宛名印字の際バーコードを付加することで割引を受けられます。定形50g内110円のところ81円26%の割引になります。定形外でも町丁目ごとの区分作業が必要になりますが100g内180円のところ130円で送れます。同一市内、同一郵便局内へ1000通以上の案件がありましたら是非ご検討ください。配達郵便局への申請と局出しが必要になりますがになりますがすべて弊社で代行いたします。
4.首都圏メール便を利用して送料削減
宛先が東京、埼玉、千葉、神奈川に限定される場合、首都圏メール便を使って送料を抑えられます。
デメリットとしては配達が中小運送会社になるため転居された場合の転送システムがなく転居先不明戻りが若干多くなります。
メリットは送料がゆうメール大口割引よりもさらに2割程安くなることです。
こちらは中小運送会社が主体となり運営しているため日本郵政がかかわっておらず信書の審査基準は厳しくありません。特に信書の審査に苦労されている首都圏の商工会様、法人会様の会報誌発送には有効です。
5.ネコポス、こねこ便420を利用して送料削減
ネコポスはヤマト運輸が取り扱う大きさA4、厚み2.5㎝、重さ1㎏まででポスト宅配される商品です。地域によっては日本郵便が配達を提携している「クロネコゆうパケット」へ移行しております。ただ、窓口はヤマトさんなので引取にきてくれるため局出し手数料がかかりません。また、ポスト宅配になりますが追跡番号が付くので安心です。こちらは各事業所がヤマトさんと直性契約を結び単価が決定します。私どものようなDM発送代行会社ではある程度通数を出しているので契約単が安くなります。弊社では税込220円でご提供できます。定期ものや1回の発送通数が多い場合さらに割引が受けられます。値上げ後の定形外郵便料金100g以上が270円、150gを超えると320円になりますので100g以上の場合こちらが断然有利です。
こねこ便420はレターパックライトに対抗してできた商品のようです。値上げ後のレターパックライトが430円ですので10円しか変わりませんが引取サービスがあるので郵便局への持ち込み費用が無くなります。34cm×24.8cm 厚さ3cmの専用資材に入れば重さは制限がないので重いものを送る際は有利です。
6.どれにも該当しない場合・・・
資料請求でのカタログ発送等1回の発送が100通未満の案件ですと今回の郵便料金の値上げはダイレクトに影響を受けてしまいます。その場合でも定期的に発送する案件であれば弊社のようなDM発送代行専門会社に外注することでトータル的に費用を抑えることができるかもしれません。作業場所の確保、資材の保管管理、社内でのコピー代、作業員の人件費(高い時給の方が封入作業してないですか?)、郵便局への持ち込み代等隠れた費用が結構かかります。弊社のお客様でも週2回40件ほどのカタログ発送をご発注いただいております。是非ご検討ください。
何か一つでも気になる項目がございましたらこちらお問い合わせフォームまたは私担当高橋までお気軽にお電話ください。(0422-41-1746)
例えば150gの会報誌を通発送すると郵便料金が270円です。信書に気をつけてゆうメール大口割引で発送できますと80円程度で発送できます。もし300通以上普通郵便で発送しているお客様がいましたら間違いなくコストを下げられます。ご連絡お待ちしております。